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ブログ やまとしぐさ

「やまとしぐさ」とは



私は神道の家系に生まれました。
父は様々な大和(日本)の智恵を六十年以上研究している古文書研究家です。
母は茶道・華道・書道の師範という家で育ちました。

父の研究を手伝いつつ学ぶうち、古来から続く日本女性の素晴らしさの秘密は、
毎日の些細なしぐさや行儀作法、ことばの中にある「型」にあることを見つけました。

私はその型を「やまとしぐさ」と名付け、お伝えしています。
日本の考え方の根底に「和」という精神があります。
その「和」とは、一人ひとりの才能を生かし合って、尊重して生きていくことを言います。
私たちは、必ず生まれてきた意味があり、尊ばれ、幸せになるために生まれてきました。だからこそ、一人ずつが素晴らしい存在なのです。
素晴らしい存在であるからこそ、お互いのおかげさまで生きています。

例えば、
お茶をいただく時、左手を添えます。
お茶をいただくお碗を持つ右手は自分。
添える左手にはお陰さまという意味があります。
お茶をいただく度に、お陰さまの心を思い出すのが
左手を添えるしぐさです。
お互いのおかげさまで生きていることを思い出すのです。
こうして、型には心を育む力があるのです。

辻中 公


 
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